中村学園創立者中村ハル先生のこのお言葉を人生の指針としています
古家恵美
カッター工事部 営業
前田組に入社して26年目になります。赤ちゃんだった子供たちも(一人はまだ産まれてもなかった)社会人となり、子育てからは解放され、休日は大好きなソフトバンクホークスの応援に行ったり、ライブに行ったり、友達と美味しいランチのお店を探して行ったりして楽しんでいます。子供からは「お母さんは授業参観でもいつでも、仕事の電話ばかりしていたよね」ってよく言われますが、保育園、学校の先生からは「子供は親の背中を見て育っていますから、お母さん心配されなくても大丈夫ですよ」と言って頂き、家族のサポートがあって現在に至ってます。
前田組に入社するまで
短大卒業後、医療関係の法人に勤務していましたが、出産を機に退社しました。
それから2年ほど家庭と育児に専念し、長女が1歳3カ月の時にパート従業員として前田組に入社しました。
入社動機
母親と同居するようになり、そろそろ社会復帰したいと思うようになりましたが、一般事務の経験しかなく、その上子供を保育園に預けての仕事になる為、保育園から近いこと、時間の融通がきくことが条件でハローワークで勧められ、面接時に希望を受け入れていただき入社に至りました。
前田組での仕事
入社後4年はパート従業員として、その後正社員となりカッター工事部の台帳管理(請求書発行等)や電話応対等をしておりましたが、平成9年からカッター工事部の営業として、新規開拓、お客様への継続営業、現場打ち合わせ、見積書作成、工事の段取り等々をしています。
仕事のやりがい
建設業界は男性社会なので、営業になった当時は右も左もわからず、工事の施工方法等を尋ねられても返答できず、「わかる人を営業にまわして」と言われた事があり、実際、男性営業マンでもわからない事であっても、女性だからということだけで、悔しい思いをしたことが何度もありました。
しかし亡き会長から「女は愛嬌やきな、その内みんなわかってくれる」と言われ、信頼していただけるように努力し、現在は1000名を超えるお客様とお付き合いが出来て、私の財産だと思っています。
「ありがとう、おかげで無事に工事が終わりました」と言っていただけた時はほっとする瞬間です。
仕事の大変なところ
お客様は、工事依頼や施工方法の問い合わせを直接お電話でお尋ねになるので、わからない事は施工班や各部署の担当に確認し、きちんとした受け答えが出来るよう適度な緊張感を持って仕事をしています。
また、工事が重なったときにいかにお客様にご迷惑をかけないで済むか段取りするのも大変なところです。
社風
担当部署も幾つかあり、年齢層も幅広く、毎日顔を合わせる社員は数名ですが、社内の行事の時は全員が顔を合わせ、日々の仕事をねぎらい、無礼講で楽しく過ごしています。
社長が若いので、日々進化し続けている会社だと思います。
一緒に働きたい人
意欲のある人。
同じ目標に向かって仕事が出来る人。
メッセージ
最初から自分にあった仕事、好きな仕事を続けていける事は、とても幸せな事だと思いますが、もしかしたら自分の知らない可能性を持っている自分を、発見出来る場所が他にもあるかもしれません。
自分の可能性を一緒に見つけてみませんか。
1日のスケジュール
出社
掃除終了後、部内朝のミーティング、一日の仕事が無事故で円滑に進むよう送り出します。
事務処理
メール・発注工事の確認作業後、その日スケジュールの再確認。優先順位を設けて動くように心がけています。
本社にて週報
社長と工事部の営業が集まり一週間の出来事を、反省点も踏まえて報告し合い、今後の営業活動の方針を話し合います。
その後、お客様から依頼のあったお見積・資料の作成等をします。
昼食
その日の行動によって事務所内だったり、出先の美味しいランチを食べたり、忙しいときは移動中の車中でおにぎり等を食べることもあります。
お客様訪問、現場打合せ等
落札工事の営業、お見積・資料等の持参、現場打合せは、足場を上って足のすくむような場所へも行きます。(高所恐怖症でなくてよかった)
段取り
明日の工事の段取りは私の仕事の中でも結構重要な仕事で、段取り次第で、お客様にご迷惑をかけずに予定通り進むかどうかが決まります。
現場でのトラブルもドキドキです。お天気にも左右されやすいので、天気予報はいつもチェックしています。
部内打合せ
各施工班から本日の作業の報告を受けます。(無事故で一日を終えられてほっとします)
その後、作業明細・マニフェストの確認作業、明日の行動予定を決め、日報作成にて終了。
退社
さぁー帰ってからは主婦に変身。