福岡県より『鯰田函渠工事』にて福建賞受賞!
平成28年12月6日に竣工しました福岡県発注の『(都)鯰田中線函渠工事(1工区)』の施工現場が、飯塚支部の推薦により福岡県建設技術協会の審査にて、平成29年6月29日に『平成28年度福建賞』を受賞しました。
毎年、福岡県建設技術協会が『福建特賞』を1業者『福建賞』を3業者選定し、顕彰を行っているものです。
改めて『(都)鯰田中線函渠工事(1工区)』について説明します。
本工事は、本線と一般国道200号バイパスが立体交差となる箇所の函渠工事であり、現道(国道200号バイパス)の迂回路を設置後、掘削してボックスカルバートの据付工事を行ったものでした。当工事にて課題となったのは、①国道の交通量が1日当たり2万台を超え且つ用地使用に制約があり、迂回路に高さ13.5mの仮設土留(アンカー併用)を設置し掘削する。②現場上空に高圧線が存在するため、函渠の設置に特殊工法(550t吊クレーン架設による横引き工法)を採用する必要があった。
以上のような大変厳しい周辺施工条件の中、掘削・仮設土留・函渠設置を無事故で工事を完成させる事ができました。
今回の受賞を賜ったことは、福岡県の関係者の皆様のご指導ご鞭撻、又近隣住民の方々のご協力と現場で共に苦労した協力業者各位のおかげであったと感謝しております。
我々もこの賞をいただいて、大変励みになりますし又上の特賞を目指そうという意欲が湧いてきました。
推薦してくださった、飯塚県土整備事務所の方々も大変喜んでおられました。
【工事概要】
発 注 者:福岡県 飯塚県土整備事務所
工 事 名:(都)鯰田中線函渠工事(1工区)
工 期:平成27年8月5日~平成28年11月25日
工事内容:道路改良工ー土工(切土)9,710m3 (埋戻し)595m3、函渠工-16.6m (コンクリート)367m3 (鉄筋)40.63t、補強土壁工(テールアルメ)40m2、仮設工(H鋼杭打込) L=13.5mー28本(切梁・腹起し)39.1t(横矢板)300m2(仮設アンカー設置)33本
現場担当:現場代理人-冨田、監理技術者-川崎