加藤雅行
土木工事部 エンジニア
物凄く人見知りが激しい性格で、初対面の人と馴染むまでに時間がかかるのが、自分のいけないところだと思っています。しかし、馴染んでしまうと、めんどくさいと思われるぐらい話をしてしまうので、「こんなに話す人だと思わなかった」と言われることが多くありますね。
前田組に入社するまで
中学時代の夏休みは毎年、父の仕事先へアルバイトに行っていました。父が左官職人であったことから、建物の壁塗り用のモルタルを簡易ミキサーで練ったり、建物基礎の生コン打設の手伝いや手押し車(ネコ・一輪車)にモルタルを積んで、仮設足場上を走り回って運んだりもしていました。そうした作業を手伝っているうちに、他の職人さん達とも仲良くなり、色々な作業(ブロック積み・タイル張・モルタルの洗い出し仕上げ等)を経験させてもらったこともありました。このことから中学を卒業する頃には、将来は建設職人(当時は左官職人又は大工職人)になりたいと思い、就職を考えましたが、両親から「高校だけは卒業しなさい!」と猛反発を受けたことから、高校は建設知識・技術を学べる環境があった福岡県嘉穂工業高等学校の土木科に進学しました。
入社動機
高校3年生の時は、とにかく早く働きたいと考えていたことから、色々な会社の求人案内用紙を見ていましたね。その頃には特に「これがしたい」という目標はありませんでしたが、建設業の職種には就きたいと考えていましたね。高校3年の夏休みに、自宅周辺で弊社が土木工事(このときは深礎工法)を行っていました。工事が進むにつれて「物」が完成していくことに面白さを感じたことを今でも覚えていますね。そんな経験から弊社に興味を持ち、弊社の就職求人案内を見たときに、土木科の先輩方が弊社に就職した経緯があったことや飯塚市で歴史ある会社であったことから入社を決めました。
前田組での仕事
主に、国交省より受注した河川の護岸工事を行っています。設計図書を元に、現場で図書通りに工事を行えるかを調査・検討して施工計画を作成。協力業者さんの日程調整や発注者様が求めているよりよい「物」を作りあげていくためにはどのように工事を行えばよいかを考えたり、現場における工事関係者に対しての安全管理も行っています。現場においては、当初の計画通りに進まないこともあり、危険な状況や予期していない状況にぶつかることもあります。そんな時、状況に応じた判断や対策を講ずることや発注者様、協力業者さん、他の工事関係者との密なコミュニケーションがとても重要になってきます。自身が様々な工事現場で経験を積むことにより、不足している技術力や技能力を身につけることができ、その経験を今後の工事に活かしていけることが出来る点が楽しいです。
仕事のやりがい
現在、土木工事部に配属されて4年目になり若手監督として現場に従事していますが、建設知識や技能力等、まだまだテラン監督さんには遠く及ばないと日々痛感しているところです。しかし、工事現場には、多種多様の作業員さんや近接工事業者の監督さんなどと互いに協力しながら工事を進めることもあるので、今まで知らなかったいろんな業種の専門知識や作業のやり方などを学ぶことができるというのは、自分にとって非常に良い経験となり、自身の成長を感じられることが仕事をするうえで、一つのやりがいとなっていますね。また、建設工事というのは、『人』との協力によって完成できるものなので、いろんな人達と協力し合って工事を完成させたときの喜びは非常に大きいですし、達成感がありますね。
仕事の大変なところ
現場においては、危険な状況や予期していない状況にぶつかることが多くあります。そのときに最善な方法及び計画をたて、問題解決にむけた取り組みを行わなければいけません。このことから、状況によっては帰宅時間が定時を越えたり、休日で作業を行わなければならないケースもあり、他業種に比べると休日日数は少ないかもしれません。
社風
高校卒業後に入社したときは推進工事部に配属され、先輩方から様々な技術や知識を学んだことから、入社3年目の時には推進オペレータとして一工事を任せてもらえるようになり、それから8年程、推進オペレーターとして様々な推進工事を行い、後輩に教える立場になっていました。今ではその後輩が推進オペレータとして推進工事を行い,後輩に技術の継承をしていることがうれしいですね。今では、私自身、土木工事部で若手監督として従事し、ベテラン監督さんに、色々学ばせていただいている立場です。こうして社内全体で技術や知識を共有・継承して成長していくところが弊社の強みだと思います。
一緒に働きたい人
真面目で目標に向かって頑張ることができる人。物事に積極的に取組む姿勢がある人。
メッセージ
就職する理由はいろいろあると思いますが、仕事は嫌々やっても絶対に長続きしないものです。あなたが何かをやりたいと思える場所又は目標がある場所に行くのが一番だと思います。就職活動の前にぜひ、やりたいこと、目標を見つけてみてください。
1日のスケジュール
起床
屋外作業が主なので、カーテンを開けて雨が降っていないかを確認し、天気ニュース等でその日の天候を確認します。雨で作業が出来ないと判断したときは、各工事責任者及び各作業関係者に連絡をとり、作業実施の有無を報告・確認します。
出社
自宅から10分程度で本社に到着します。
本社発
雨で工事作業が無い場合でも現場へ向かいます。
現場事務所到着
作業関係者とその日の作業打合せをします。コーヒーを飲みながら作業員さん達と世間話ができるのが楽しいですね。(皆さんリラックスモード)
朝礼
作業手順の確認、KYミーティングの実施、各機器の始業前点検の実施。(仕事モードに切り替え)
作業開始
現場内に異常がないかを巡視します。現場での作業に取り掛かります。施工前の測量や・完成物の出来形測定、発注者・工事関係者との打合せなどをします。
昼食休み
現場近くの食べ物屋さんに行きます。(ラーメン大好き!(^^)!)
作業開始
安全管理、品質管理、環境管理等、色々な側面を注意深く意識しながら施工管理にあたります。
作業終了、施工管理資料のまとめ
施工は勿論ですが、資料作成においても丁寧に行うことを心掛けています。自分が理解できるだけでなく、「いかに読み手にとって分かりやすい資料を作るか」ということを常に意識して資料を作成しています。
本社帰社、工事日報の作成、退社
日報は「自分自身の経験と思考の整理作業」だと考えています。一日の作業内容と所感を言語化して記載することで、頭の中を整理するとともに自分自身と社内に対してナレッジを共有していきたいと考えています。